写真が多めな備忘録

マニアックなことが好きなオタクが写真を交えて書き殴る。更新頻度は神のみぞ知る。

水の木鍾乳洞 ケイビング

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今回のフィールドは佐野市葛生町付近です。

この辺りは関東でも有数の石灰岩地帯なので石灰鉱山だらけですね!

(雨の日に来ると車が石灰でめっちゃ汚くなるのよね)

 

地質図でみると弧状に石灰岩地帯が広がっていて

当たり前だけど石灰鉱山はみんなこの中にあります。

(水色の地帯が石灰岩地帯)

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日本シームレス地質図より

 

今回の目的地「水の木鍾乳洞」も御多分に洩れずこの地帯にあります。

十字のこの辺り↓

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ということで現地に行きます!

廃石灰鉱山の山の麓にあるので場所もわかりやすいかな?

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高実子集落奥の林道脇にあるとだけの情報だったので正確な場所がよくわからないため

近くにいたおじさんに場所を伺うと、穴まで連れて行って頂けることに!

 

林道入口脇のお宅にご挨拶して車を停めさせてもらいいざ林道へ。(withおじさん)

 

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こんな林道を歩くこと1分くらいで穴を発見。

おじさんとバイバイしていざアタック。

 

むむ、思っていたより深い…

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写真では分かりづらいですが、穴の底まで結構深さを感じます。(3m強くらい)

 

水流で滑らかになった石灰岩なので結構滑ります。

で、

 

 

ズルっと。

ちょっと滑り落ちました。

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あ、ちょっとやべーな、と焦りながら一度出ようと試みます。

 

が、滑らかな岩肌と下に溜まった砂が靴底についてめっちゃ滑ります。

何度かトライしてなんとか出洞できました…

 

20年前の資料には「2mほどの段差で少し降りづらいがハシゴはいらない」

と記載されていましたが、

 

これはどう考えても2mの段差ではないし、

おじさん曰く「大雨が降ると水没する」とのことで

資料時と地形が変わっている可能性が高く、ハシゴが必要な高さだなと感じました。

(僕は割と高身長なのでギリギリ掴める岩に手が届きましたが、小さい方だと割と詰むのでは…?)

 

ということで一度林道から出て、先ほどのおじさんに事情を話すとハシゴを貸して頂けることに。

 

 

これでようやく安心して奥に入っていけるってもんです。

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降りた部分付近は砂が堆積していて結構広さがあります。

差し込む緑の光がとても綺麗。

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入口付近は乾燥していましたが、

奥に行くほどジメッとしてきます。

 

おじさんの言っていた通り水が流れた跡がたくさん残っていて

地面もぬかるんだ粘土質になってきます。すげー滑る。

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下に空間があるのか、下層に流れ落ちるような穴がありますね。

 

 

洞窟に入るといろんな洞穴生物に遭遇しますが、

だいたいどこにでもいるコウモリがここにはいませんでした。

あとみんな大好きカマドウマも一匹も出会いませんでした。

 

 

しかし、

ここは奴らのパラダイスでした。

 

壁、天井いたるところにいらっしゃいました。

岩にヘルメットをぶつけて、イッテ〜と顔をあげると目の前に御仁がいらっしゃる。

HAHAHA

 

あまり好きな虫ではないけど、

慣れとは恐ろしいものでうじゃうじゃいすぎて逆に慣れます。

が、虫が苦手な人は多分発狂ものでしょう。

 

タイマーでいかにもケイビングみたいな写真を撮ってみます。

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あまり規模の大きい穴ではないので、そうこうしてるうちに最深部へ。

この辺りはもうぐちゃぐちゃでものすごく滑るので注意。

こけたら見事べっとりと泥だらけ間違いなしです。

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あんまり長居したくなるような穴でも無かったので戻ります。

オオゲジさんさようなら。

 

ということで出口へ。

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ハシゴの安心感ったらないですね。

おじさん本当にありがとうございました。

 

そんなこんなで水の木鍾乳洞ケイビングでした。