写真が多めな備忘録

マニアックなことが好きなオタクが写真を交えて書き殴る。更新頻度は神のみぞ知る。

高松沢の穴 ケイビング

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前回の水の木鍾乳洞に引き続き、

生石灰洞群の一つ「高松沢の穴」に行きます。

(というか実はこちらを先に行っていた)

 

場所は水の木鍾乳洞のすぐ近くで、この辺りの山中にあります。

 

 

集落の奥から山中へ入る林道へ入ります。(林道というか獣道っぽい)

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以前は洞穴近くまで車で行けたようですが、

近年の大雨で道が流されてもはや道なのか沢なのかわからない有様です。好き。

 

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実際に行ってらっしゃった方からの情報で

「古い土管が残っている場所から少し登ったところ」

とのことでしたのでまずはその土管を探します。

 

しばらく登って行くと土管さんがいらっしゃいました!

 

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指を指してるあたりに洞穴があります。

 

実はこの写真、帰り際に撮ったんですが、

この土管を見つけてから穴を探すまで地味に手間取りました。

 

この付近からいくつかに沢が分かれていたり、

踏み跡がなくて道がよくわからなかったりと

20分くらいこの付近を探し回りましたね。

 

 

ということで、

高松沢の穴の洞口がお目見え。

直径1mくらいの穴で、斜面の途中にぽっかりと空いています。

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ということでいざダイブ!

 

入るとまず左にまっすぐ伸びて、足元には水が流れています。

180cmの僕でも屈みながらであれば歩いていける広さはありました。

(写真撮ってなかった)

 

20mくらい進むと落盤したような岩場になり、

しばし川と別れて上へ少し登ります。

 

登ると左側に小さな祠が。

いつ、誰が置いたんでしょうかね。

(写真撮ってなかった)

 

 

そして右側へと主洞部は伸びます。

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亀裂のように縦に空間があり、

竪穴ライクな上層と水流がある下層に別れています。

上側はなかなか高さがありチムニーで進むこともできそうですね。

 

今回は下側の穴を進みます。3~4mくらい岩場を降りて行きます。

下の写真は穴を降りたところから上を見上げた図。

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洞穴内って光源が自分のライトだけだし植物も生えていないんで

どういう角度で撮った写真か分かり辛いですね。

 

結構角度はありますが滑らない岩肌なので昇り降りは簡単です。

降りると先ほど別れた水流と再会します。また会えたね。

 

 

この辺りからが個人的になかなか素敵空間でした。

 

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なんというか、これぞ洞窟って感じ。

流れる水も透き通ってて綺麗だし、

天井からの水滴の音だけが響き渡るいい雰囲気です。

ランタンを置いてしばし地底空間を楽しみます。

 

 

この高松沢の穴、

自分が行った時たまたまそうだったのか、

それとも普段からなのか分かりませんが

ゲジゲジとかカマドウマみたいなキモい系虫達が全然いませんでした。

虫系で見たのは床をゆっくりと這い回る2~3cmくらいの白くて小さいヤスデだけ。

 

なのでとても居心地が良い。笑

 

水の中には迷い込んできたのかそれとも住み着いているのか分かりませんが

ちょこちょこサワガニもいます。

 

 

そして可愛らしい奴らがたくさんいます。

 

ご存知の通りコウモリは

反響定位エコーロケーション)という自ら発する超音波の反射で空間把握をしていて

こんな真っ暗で狭い穴を猛スピードで飛び回るのに

びっくりするくらい壁にぶつからないんですよね。

 

穴のど真ん中に突っ立っている僕と壁の間40cmくらいを

見事にすり抜けて飛んで行く様は圧巻です。かわいい。

猛スピードのまま突然壁にぶら下がり、慣性でしばらくブラブラしてるのもかわいい。

 

 

 

奥に進むと少し広くなりプールになっています。

右側が比較的浅く左側の壁側に行くほど深くなっているようです。

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規模は大きくないですが、

地底湖チックな雰囲気でテンションが上がります。

 

水深は浅いところを行けば40cmくらいらしいので

進めないこともなさそうなのですが

トライしたら長靴が水没しそうになったので今回はここまでにしておきます。

まだ20mほど奥があるようなので、

ウェーダーを持ってきて気兼ねなく再トライしたいところです。

 

 

 

 

水の木鍾乳洞は入り口が大変だったり

ドロドロで滑ったりオオゲジパラダイスだったのに比べて

こちらの高松沢の穴は居心地が良くて再訪したいと思える穴でした!