出流山石灰洞群ケイビング 前編 大日霊窟・不動霊窟
葛生石灰洞群で外せないスポットはやっぱり出流山満願寺の霊窟群じゃないでしょうか。
満願寺の境内には複数の鍾乳洞があって、情報がある穴は以下の5つがあります。
・出流鍾乳洞
・大日霊窟
・不動霊窟
・大師霊窟
・普賢霊窟
出流鍾乳洞は奥の院にある一番有名な穴ですね。
御神体になってる石柱があり入り口までしか入れません。
普賢霊窟は情報がほぼなくて正体不明です。
土砂崩れ等でそもそもアクセスできるのかもわかりませんのでパス。
ということで今回は大日・不動・大師の霊窟に行ってきました!
まず大日霊窟。
岸壁にぽっかりと開口しています。
洞口脇に小屋?があるのでわかりやすい。
入り口までやってきました。
なかなか美しい雰囲気です。
足場が整備されているため難なく進めちゃいます。
ケイビングというよりお散歩という感じかな。
洞内は短めの支洞があるもののほぼ一直線です。
故に奥まで入っても入り口からの光が入って来るため
何も見えない闇、という感じではなかったです。(もちろんライトは必須ですが!)
最奥部あたりまで進むと少し狭洞になり、
そこを超えるとガレ場の小部屋になります。
さらに奥に続く小さい穴がありますが、石が崩れて生き埋めになりそうなのでパス。
コウモリが抜けていったのでおそらくまだ続いているのでしょう。
つづきまして不動霊窟へ。
大日霊窟からさらに200mくらい登った林道脇に開口しています。
水流が多めとの前情報通り外にいても水の音がしてきます。
こちらも入り口には階段が整備されていて、
20度くらいの坂を下ると高低差6mほどの竪穴が現れます。
自重しろ水流 pic.twitter.com/5KASvpRPhe
— カオル (@Kaoru_5w) 2018年5月20日
ご覧の通りハシゴが整備されていてその上から結構な水が降り注いできます。
降りたら結構濡れました。
整備されているのはここまでで、
この先は急に狭洞になり匍匐で進むようになります。
最後までそんな感じの狭洞のようなので、
ここまででいいやー!となり引き返します。
ということで大日霊窟と不動霊窟の感想ですが
整備されていて歩きやすい反面、イマイチ面白みに欠ける構造だったな〜、
というのが正直な感想でした。
一度行ってしまえばもういいかな、という感じでした。
しかし、この後行った大師霊窟がすごかった…
つづく